【映画】日本の少年が紡いだ言葉が、世界中の自閉症者を救う『僕が跳びはねる理由』

自閉症者の内面を語った内容が大反響を呼び、世界30か国以上で出版された大ベストセラーを映画化!『自閉症の僕が跳びはねる理由』は、会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹がわずか13歳の時に執筆したエッセイです。他者との会話が成立しづらいため、いままで理解されにくかった自閉症者の内面の感情や思考、記憶を分かりやすい言葉で伝えた内容が大きな注目と感動を呼び、その後30か国以上で出版され、現在は117万部を越える世界的ベストセラー作品を映画化!4/2(金)全国順次ロードショーとなります。

ストーリー

©2020 The Reason I Jump Limited, Vulcan Productions, Inc., The British Film Institute

本作は、自閉症者が見つめ、感じ、生きる世界を通じて、“普通”とは何か、そして“会話”の大切さを描く、感動のドキュメンタリーです。自閉症者の内面がその行動にどのような影響を与えるか、また彼らにとって自閉症という障害が意味するもの、そして彼らの世界が“普通”と言われる人たちとどのように異なって映っているのかを、世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を追い明らかにしていく、誰も観たことのない驚きと発見に満ち溢れた内容。

そして、「普通とは?」「個性とは何か」という普遍的な疑問、「会話(=コミュニケーション)の大切さ」「多様性の重視」など…他者と分断されている今を生きる誰もが共感しうる、感動のドキュメンタリー映画に仕上がっています。

自閉症とは…?

©2020 The Reason I Jump Limited, Vulcan Productions, Inc., The British Film Institute

自閉症とは発達障害のひとつです。原因は特定されておらず、生まれつきの中枢神経機能の障害であると考えられています。「対人関係の構築が難しく集団に馴染めない」「強いこだわりがあり変化を嫌う」という二大特徴があり、これが本人の生活に支障をおよぼしていなければ障害とは呼びません。反対に、それによって本人が苦しみ、生活にもさまざまな不自由がある場合は、医療や福祉のサポートが必要となります。

©2020 The Reason I Jump Limited, Vulcan Productions, Inc., The British Film Institute

精神科の分野における自閉症の歴史はまだ80年に満たないため、その概念は近年でも大きく変化しています。広汎性発達障害、高機能自閉症、アスペルガー症候群などの用語も生まれては消え、現在では「自閉症スペクトラム」(スペクトラム=集合体)という名称を使うのが一般的です。「自閉症スペクトラム」は、障害者と見なす必要のない人まで含むと、全人口の10%を占めるともいわれています。

©2020 The Reason I Jump Limited, Vulcan Productions, Inc., The British Film Institute

もしも、それだけの人数がいるとなれば、この問題を「障害」と考えるのには無理があります。現在では、「症状」を「個性」と受け止め、発達障害を持つ人を社会的マイノリティとして支援する流れも生まれています。

公開情報

©2020 The Reason I Jump Limited, Vulcan Productions, Inc., The British Film Institute

■『僕が跳びはねる理由』
URL:https://movies.kadokawa.co.jp/bokutobi/
4/2(金)全国順次ロードショー
配給:kadokawa
©2020 The Reason I Jump Limited, Vulcan Productions, Inc., The British Film Institute

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